離島の鑑定評価 小笠原諸島父島の個人所有の土地と建物両方の鑑定評価でした。船に揺られて25時間半、そこは東京の亜熱帯。現地調査した時期は2月、半袖。周辺の海はザトウクジラが回遊していました。父島は、所有者不明も沢山あり、宅地として利用できる土地は非常に少なく、離島レベルとしては地価が高い水準となっています。坪30万くらいです。中には50万くらいで取引される場合もあります。資材運搬、労働者も東京竹芝から運ばなくてはならず、軽量鉄骨造りの建築費が180万/坪と非常に高額です。 【鑑定概要】 依頼目的 担保価値把握のため 評価条件 現状有姿 価格時点 平成29年6月30日 価格の種類 正常価格 種類 住宅地/自用の建物及びその敷地 土地 所在・地番 東京都小笠原村父島字○ 地目 宅地 地積(㎡) 120.64 建物 建築年月日 平成24年3月 用途 居宅 延床面積 123.84㎡ 取引事例も下記のとおり、収集しました。いずれも父島内の宅地です。 取引事例名称 事例A 事例B 事例C 所在 父島字○町 父島字△町 父島字●町 類型 建付地 更地 建付地 取引価格(単価) ●●,000円/㎡ ▲▲,000円/㎡ ■■,000円/㎡ 形状 略長方形 略長方形 事略台形 基準容積率 200% 200% 200% 接面道路 東○m 西○m 南東○m 最寄駅からの距離 二見港○○m 二見港○○m 二見港○○m 離島でも取引事例は沢山ありました。こうした離島、中には「硫黄島」や「尖閣諸島」にも現地調査を行った不動産鑑定士の仲間もいますよ! 実例特集 離島の評価 裁判での賃料評価 節税につながった事例 等